赤が持つネガティブなイメージ
赤が持つイメージは、ネガティブなものでした。古の時代において、罪人が着る服は赤い色とされています。他にも「真っ赤な嘘」「赤っ恥」「赤点」という言葉もあり、散々な扱いです。一方で、ポジティブなイメージも兼ね備えています。
カラフルな5人が集まるヒーローチームにおいて、リーダー格となるのはレッド。神社を象徴する鳥居に使われているのは、朱色。厳密には赤とは別の色ではあるが、系統は同じです。色彩心理学の場において、赤は情熱的でエネルギッシュな気持ちになる効果があります。
結婚指輪の定番色
結婚指輪に使われている色として、多く見られるのは白色です。諸説はありますが、花嫁の純白を象徴していると言われています。白い結婚指輪の代表格は、プラチナでしょう。白く美しい輝きが特徴で、気品を感じる鉱物です。しかもめったに採掘されない貴重さも相まって、かなりの人気を誇っています。
ゴールドも人気が高い結婚指輪の色です。日本ではプラチナが主流ですが、欧米ではゴールドが結婚指輪の定番となっています。
意外と見かけない赤い結婚指輪
ただ不思議と、赤い色が入っている結婚指輪は見かけません。探せばあります。多く見られるのは、ルビーが用いられた結婚指輪。プラチナとルビーがお互いに引き立たせ合って、独特の雰囲気が出ています。
ただし、ルビーを使った結婚指輪に関しては、数は限られています。理由として考えられるのが、扱いの難しさ。ルビーはダイヤモンドに次ぐ硬い鉱石ではあるものの、扱いを間違ってしまったら破損の恐れが出てしまいます。ジュエリーに慣れていないのなら、下手に手を出さないのが無難と言えるでしょう。
おすすめはピンクゴールド
赤を結婚指輪に取り入れるのなら、おすすめはピンクゴールドです。種類はゴールドではありますが、色は茶色に似たピンク色です。広義的には「赤」と捉えても、差し支えはないでしょう。
ピンクゴールドの結婚指輪は、先程取り上げたプラチナと比べると値段は安く設定されています。しかもかなり頑丈に出来ているので、大切に扱えば長く使えるでしょう。