三位一体のトリニティ
トリニティは「三位一体」を意味しています。父となる「神」、人間として地上に降り立った「子供」、そして「聖なる神」の3つが一体となった「三位一体」。欧米ではありがたい言葉として、広く知れ渡っています。
「3」という数字が神聖なものとなっているのは、欧米だけではありません。実はアジアにも「3」は神聖なものとして扱われています。諸行無常・諸法無我・涅槃寂静の3つの教えは、世の中の流れを意味し人生の道標となっているのです。
トリニティの指輪
「3」という数字に神秘性を感じたのか、3つのリングが合わさった結婚指輪も出ています。「トリニティ・リング」と呼ばれており、日本だけでなく世界的にも大変な人気を誇っています。中でも有名なのが、フランスのブランドから出ているトリニティ・リングでしょう。
違う素材で作られた3つの指輪が、絶妙なバランスで組み合わさってできた指輪です。全体的なシルエットはシンプルでありながらも、3つのリングの相互作用により力強さが溢れ出ています。
友情・忠誠・愛
フランスのブランドから出ている「トリニティ・リング」には、3つの意味が込められています。友情・忠誠・愛です。素敵な意味を持つことから、結婚指輪として使う人も少なくありません。
当初は「友情」により繋がった2人。やがて「愛」が芽生え結ばれて結婚。神に「忠誠」を誓うことにより、永遠の絆へ。完全に想像の世界ではありますが、要は捉え方次第。また2本の指輪は夫婦を表し、1本の指輪はやがて生まれる子供という見方も出来るでしょう。
トリニティ・リングのお値段は?
気になるのは、お値段です。フランスの高級ブランドの場合、トリニティ・リングの値段は221万円から販売されています。使用素材は、ホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールドの3つ。ダイヤモンドが入っている指輪となると、50万円はかかります。
高級ブランドの指輪はクオリティが高く、超一流の職人が手作りですすめています。だからなのか、値段も超一流の価格に設定されているようでした。