お手入れ次第で100年は長持ちする
手作りで生み出された結婚指輪は、そうそう簡単に壊れる代物ではありません。
カルティエのような超一流ブランドの場合、世界中から腕利きの職人によって生み出されているからです。
職人が生み出す指輪は「芸術品」と言っても差し支えはなく、10年どころか100年経っても形が変わることはないでしょう。
ただし100年後も指輪として使うには、大切にお手入れをすればの話です。
お手入れをしなかったら、カルティエの指輪でも長持ちすることはありません。
NGなお手入れ方法
結婚指輪のお手入れ方法については、ネットで検索すればすぐに出てきます。
中には指輪の寿命を縮めかねない、とんでもないお手入れ方法が記されているサイトもあります。
よく見かけるのは、指輪を中性洗剤に浸す方法です。
指輪に何も装飾がされていなければ、有効的なお手入れ方法です。
ただし指輪に珊瑚・真珠・琥珀などが使われていたら、中性洗剤を使うのは厳禁です。
ムーンストーンやオパールが指輪にあしらわれていたら、水につけることも辞めて下さい。
正しいお手入れ方法
どの素材が使われても確実にお手入れするには、専用のクロスで優しく丁寧に拭くことです。
「拭くだけで汚れは落ちない」という意見もあるでしょうが、指輪を外すたびに行えば、意外と落ちます。
結婚指輪の寿命を縮めさせる要因は、汗や皮脂です。
また化粧も、指輪の寿命を縮める要因です。
汗や皮脂をこまめに拭くだけでも、絶大な効果を発揮するという訳です。
拭き終わったら、リングケースに入れて保管します。
リングケースがなければ、個別の袋に入れても構いません。
ただし袋に入れる際には、他のアクセサリーと一緒に入れないようにして下さい。
場合によっては工房でお手入れ
拭いても汚れが取れなかった場合は、指輪を製作した工房でお手入れしてもらって下さい。
工房であれば、指輪にあった適切な方法でお手入れしてくれます。
更には、サイズ直しも承ってくれます。
しっかりとお手入れすれば、手作りした結婚指輪は100年経っても現役で使えます。