雑にできている手作り指輪ではない限り、壊れてしまうことは滅多にありません。
しかしどんなに頑丈に仕上がった手作り指輪であっても、「100%絶対に壊れない」という保証はどこにもないのが正直な所です。
普段からしっかりとメンテナンスを施してこそ、指輪は光り輝くものです。
そこで手作り指輪のメンテナンス法について、取り上げます。
まずは普段の使い方からです。
手作り指輪だけに限った話ではなく、どんな物でも雑な扱いをすれば直ぐに壊れてしまいます。
「そんなに雑に扱っていない」という声も聞こえてきそうですが、自覚がないだけかもしれません。
例えば指輪をはめたまま、料理を行っていないでしょうか。
指輪をしたまま温泉に入ったことはありませんか。
指輪をしたまま掃除したことがあるという人も、多いでしょう。
これらの行為は全て、指輪に大きなダメージを与えてしまいます。
料理や温泉・掃除を行う時には、必ず指輪を外してから行うようにして下さい。
手作りの指輪を普段から丁寧に扱っているのならば、メンテナンスは簡単です。
柔らかい布で、指輪についた埃や皮脂汚れを落とすだけです。
中にはタオルやハンカチで指輪を拭く方もいらっしゃるかもしれませんが、あまりオススメはできません。
タオルやハンカチは想像以上に固く、手作り指輪に使われている素材によっては傷がつくこともあります。
必ず柔らかい布で、丁寧に拭いてあげて下さい。
そして、小袋や専用のジュエリーボックスに入れて保管して完了です。
これらのメンテナンスを行っていれば、基本的には問題なく使える筈です。
ただしどんなに注意をして指輪を使い、メンテナンスをしても、まだ万全ではありません。
アクシデントはいつどこでどういう形で起こるか分からず、それが原因で指輪そのものが大きく汚れて変形してしまう恐れがあります。
もし自分でどうしようもなくなった場合は、専門店に持ち込んでメンテナンスを行うようにして下さい。
手がけるのは指輪のプロなので、必ず綺麗になります。